【マッチドットコム 体験談】エリートな鈴原さん30

鈴原さんとはマッチドットコム経由で知り合いました。

子供のバタバタ足音にチッチチッチと舌打ちをしながらイライラしていた鈴原さん。
ビールも飲み終わり、おつまみもなくなったのでそろそろ帰ることになりました。
その日、実は私は会社の夏休み中で、休み明けに配るお土産をついでに買っていこうと思っていました。
その温泉施設におせんべいが売っていたので、それを買ってから帰りたいと鈴原さんに言って、おせんべいの箱を４箱買いました。
おせんべいの量自体はそれほどなかったのですが、おせんべいの箱がかなり大きくて両手に大きな紙袋を二つ持つ感じになってしまいました。
温泉施設をでるとき、靴を履くのですが、荷物が多かったことと、紐つきのスニーカーを履いていたので下駄箱のところで少し時間がかかってしまいました。
鈴原さんは基本私のことを待ってくれることはしないので、私を置いて先に玄関を出て行きました。
私は両手に荷物をかかえながら追いつこうと歩きだしましたが、なんだか突然バカバカしくなってきたんです。
鈴原さんは私のほうを振り向くこともしません。
私は無理に追いつくことをやめました。
わざとダラダラと歩いてみました。
どんどん鈴原さんは遠ざかって行きます。